こんにちは、TAUです。
ちょうど私がフランクフルトに到着したその日(7/29)、フランクフルト中央駅で痛ましい事件が発生しました。
日本でも報道されたようなのでご存じの方も多いと思いますが、、
■ドイツの駅で8歳児押し死亡させた男、精神鑑定へ 外国籍で3児の父親
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190731-00000000-jij_afp-int
かなり衝撃的な事件で、終日フランクフルト市内の鉄道のダイヤは乱れていたようです。
全く見知らぬ人間の犯行ということもあって、動機もわからず。
そんな中、TGV(フランス国鉄の高速鉄道)でフランスに出張する妻を見送りに、フランクフルト中央駅まで行ってきました。
フランクフルト中央駅
自宅からUバーン、Sバーンを乗り継いでフランクフルト中央駅に到着です。
駅舎はこんな感じで、いかにも欧州の駅という感じがします。
余談ですが、このフランクフルト中央駅の周りは、フランクフルトの中でも特に治安が悪い地域として有名で、日中から薬物中毒の人がウロウロしているとか、、(妻も以前そんな人を見かけたそう)
皆さんもフランクフルトに行かれる際にはご注意を!
以前の会社の上司は、出張の際にあまり気にせずにホテルを駅周辺に手配して後悔したそうです。。
フランクフルト中央駅構内へ
TGVが出発する中央駅構内のプラットフォームへ。
改札がないので、見送りの人もプラットフォームまで行くことが出来ます。
GWに空港からの乗り換えで通って以来、二回目の中央駅。
www.tautaulife.com
こんな感じで、妻が乗車するTGVがホームでお出迎え。
フランクフルト中央駅が始発ということもあって、出発時間のだいぶ前から入線しているようです。
プラットフォームの天井はガラス張りで、さんさんと陽が注いでいます。
が、、もちろん写真は撮りませんでしたが、この下に亡くなった男の子を追悼する花束やぬいぐるみがたくさん置かれていました。
報道陣も集まっており、たくさんの人が黙とうをしていました。
私も黙とうを。
今回の事件
今回の事件を受けてのドイツ社会の反応というのは、一体どういうものなのか、外国人、且つこちらに来たばかりの私には、まだ分からない部分があります。
ドイツという国はEUの中でも、率先して移民を受け入れている国で、その受け入れが問題になっている最中の事件。
犯人は在スイスのエリトリア国籍の男性とのことで、ドイツとの接点はないですが、EU圏外の人間という点では、移民という見方になるのかと。
今回の犯人の動機が、このような移民問題への抵抗なのか、それとも個人的な衝動なのか全く分かりませんが、罪のない男の子が一人亡くなっている。
フランクフルトの街を歩くと、色々な人種の人に出会います。
罪のない男の子の命と引き換えに、この多様な社会に不協和音が広がってしまっては、それこそ犯人の思うつぼかもしれません。
私自身、ドイツ社会に住まわせてもらっている外国人の一人として、この点についてもう少し考えてみようと思います。
あまりうまく表現できませんでしたが、、
それでは。