こんにちは、TAUです。
今週のフランクフルトは最高気温7℃、最低気温2℃という天気が続いています。流石に夕方に出歩くと、もう寒くてたまらない、、こんな時に車があったら移動が楽なのに、、ということで、今回はドイツでの運転免許証の取得方法についてご紹介です。
ドイツでの自動車運転
以前こちらの記事でもご紹介したのですが、日本とドイツでは国際運転について批准している条約が異なります。
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日本が批准しているのはジュネーブ条約、ドイツが批准しているのはウィーン条約で、この違いにより日本で発給された国際免許証では、ドイツ入国後半年間しか運転をすることが出来ません。以降は日本の運転免許証を、ドイツの運転免許証に切り替える必要があります。
さて、どのように切り替えるのか。。。実際に私が行った切り替えの手順についてご紹介。
まずは在フランクフルト日本国総領事館へ
日本の運転免許証をドイツの運転免許証を切り替えるには、まず日本の運転免許証のドイツ語翻訳証明を入手する必要があります。翻訳証明を入手するには、業者に頼むなどの方法もあるそうですが、一番スムーズなのは在フランクフルト日本国総領事館に申請をすること。申請についてはメールでも行うことが出来ます。
www.frankfurt.de.emb-japan.go.jp
こちらのコピーをメール添付で総領事館に送付、折り返し領事館から「○日以降に取りに来てね、費用は16ユーロ」という返信があります。指定された日以降に、16ユーロ、日本の運転免許証の原本、パスポートの原本を持って総領事館を訪問すれば、翻訳証明を貰うことが出来ます。
これで運転免許切り替えの1ステップは完了!
ドイツの運転免許センターへ
ドイツ語の翻訳証明を入手したら、ドイツの運転免許センターにて、運転免許切り替えの申請を行います。運転免許センターはこちら!
この運転免許センターですが、とにかくアクセスが悪い。。市内中心部からそれほど離れていないものの、公共交通機関の駅からそれなりに歩く必要があります。私は自宅から自転車で向かい、ざっくり15分ほどでした。
運転免許センターでの申請
運転免許センターの入り口はこちら。ぱっと見分かりにくいのでご注意を!
この入り口を抜けて、道に沿って歩いて行くと、真正面に運転免許センターの建物が見えてきます。
建物に入ると受付カウンターがあります。私が訪問した時にはそれほど混んでいなかったのですが、沢山の人が並んでいることもあるそうです。そのため、並ぶカウンターに注意!間違えると、最初から並びなおしになります。。
入り口から向かって左側が運転免許関係の受付カウンターになります。『Führerschein(免許証)』という表示があるので、そちらを目印に。
受付カウンターで日本の運転免許証を切り替えたいと伝え、持参した書類を確認して貰います。私が持参した書類はこちら。
- 日本の運転免許証の原本とコピー
- 日本の運転免許証のドイツ語翻訳証明
- パスポート
- ドイツの滞在許可証(ビザ)
- パスポートサイズの証明写真
ネット上では住民票が必要という情報もありましたが、今回私は求められませんでした。
受付カウンターで書類のチェックを受けた後、整理番号を貰います。
あとは自分の番号が呼ばれるまで待機。30分ほど待って私の番号が呼ばれました。
↓↓↓こんな形で番号がモニターに表示されます
自分の番号が表示されたら、合わせて表示されるブースに向かいます。そこで係官の人に書類を提出して、先方が作ってくれた書類にいくつかサイン。その後、係官の人に支払い用のカードを貰い、入り口そばの支払機で35ユーロを支払い。その領収書を持って、また同じカウンターに戻ります。そして、領収書の半券を係官の人に渡しておしまい!
大体1か月でドイツの運転免許証が出来るそうで、完成次第、自宅に郵便で連絡が来るそうです。その後、再び運転免許センターを訪問して、ドイツの運転免許証を受け取ります。今、私も郵便を待っているところ。
日本の運転免許証は、ドイツの運転免許証に切り替える際に回収されるという情報もあったのですが、今回私は返却されました。もしかすると、完成したドイツの運転免許証を引き取りに行った際に回収されるのかもしれません。
またドイツの運転免許証を受け取った際に、この辺りはご紹介致します!
これからフランクフルトで運転免許証を切り替える人たちのご参考になれば幸いです。
それでは!