あけましておめでとうございます、TAUです。
フランクフルトで迎える元旦は、とても穏やかな天気でした!(久々にすっきり晴れました)
2020年は皆さまに役立つ記事をもっと書いていきたいと思いますので、どうぞ宜しくお願い致します!
さて本日は、ドイツの大晦日の過ごし方についてご紹介です。
日本は家族と穏やかな大晦日?
日本とドイツの大晦日は、、「全く」異なります!
日本では年末は、穏やかに過ごす人が多いと思いますが・・・
私の中での日本の大晦日のイメージはこんな感じです。
家族で紅白歌合戦(もしくはガキ使)を見る
最近は以前ほど紅白を見ることを減っているのかもしれませんが、これは日本ならではの風景ですよね。
こちらドイツでも、31日当日は紅白を見ている日本人の方が多かったです。
紅白を見ながら年越しそばが日本のザ・大晦日ですね。
0時になったら初詣へ出発
そして0時になったら初詣へ出発!今年は令和最初のお正月ということで、明治神宮などの有名どころはかなり混んだのではないでしょうか?
元旦は親戚で集まって、新年のあいさつ(とお年玉)
我が家もそうだったのですが、大晦日から元旦にかけて、親戚一同で集まる家庭も多いと思います。
子供の時には、そのタイミングでお年玉が貰えていましたが、今は当然あげる側になっています。
(今年は日本に帰国しなかったので、どのタイミングであげようか・・・)
ドイツ流の大晦日の過ごし方
他方、ドイツの大晦日はというと、、、今年の大晦日はドイツ人のご家庭(奥様は日本人)にお邪魔してきました!
家族や友人と集まって夕食
これは日本とあまり変わりませんね。
ただ、食べるものは当然年越しそばでもなければ、ドイツ料理でもない場合が多いようです。
予想外なことに、私たちが大晦日に食べたのは「ラクレットチーズ」!!
(溶けたチーズをジャガイモや野菜にかけるアレです)
友人曰く、ドイツ人はよく大晦日に「ラクレットチーズ」を食べるのだとか・・・
その為、年末はスーパーマーケットのチーズコーナーが大混雑らしいです。
なんだか不思議ですが、日本の鍋のように全員で食べられるのが良いのかもしれません。
定番のTV番組は「Dinner for One」
お邪魔したお宅のドイツ人のご主人曰く、こちらはドイツの大晦日の定番らしく、1963年にイギリスで作られた白黒のコメディー番組です。
不思議なことに、ドイツにも関わらず全編英語で放送。でもそういうものだとか。
ストーリーは90歳の誕生日を開いた女主人が「ある真相」に気が付かないように、その執事が奮闘するというもの。
YouTubeにも動画がありましたので、続きに興味がある方はぜひ。
0時になったら花火大会スタート
日本では0時になると「除夜の鐘」がスタートしますが、ここドイツでは0時になると、、「花火大会」がスタート!!!
しかも個人で打ち上げるやつです。
私の住んでいるフランクフルトでは、個人で花火を打ち上げるのが許可されているのが、12/31~1/1の年越しのタイミングだけ。
その為クリスマスが明けると、スーパーマーケットに「花火セット」が並び始めます!いかにも強そうなやつが・・・
住宅街では、0時前からフライング気味に花火の打ち上げが始まり、、、年が明けるとご覧の通り。
日本で想像する花火より、かなりスリリング!というか怖い!!危ない!!!
暴動でも起きているのか、、というくらい爆音と悲鳴(と歓声)が鳴り響きます!!!
【まとめ】日本とドイツの大晦日の違い
ということで、日本とドイツの大晦日の違いをまとめるとこんな感じです。
・日本は年越しそば。ドイツはラクレットチーズ?
・日本は家族と穏やかに。ドイツは家族と大騒ぎ!
・日本は紅白歌合戦。ドイツはDinner for One
日本とドイツはよく似ていると(少なくとも日本では)言われますが、大晦日の過ごし方はこんなにも違うんですね。
いや、実に興味深い。
これからも、ドイツの文化をもっと学んでいこう。
それでは!