こんにちは、TAUです。
ちょっとブログの更新が滞ってしまいました。
12月から始めた仕事が少しバタバタし始めています。
さて、今世間はコロナウィルスの話題で持ちきりですが、この時期はインフルエンザが流行ったりして、体調を崩す方が多いですよね。
そんな体調を崩したときにお世話になる病院。
本日はそんなドイツの病院のお話。
妻が体調を崩した!
事の起こりは先週の金曜日。
出張続きだった妻が一言「なんかのどが痛い・・・」
空気も乾燥しているし、疲れもあるからだろうと深く考えていなかったのですが、これが甘かった。。。
土曜日の朝には38度近い熱が!
とりあえず日本から持参していた風邪薬を飲んで安静にして貰っていましたが、徐々に熱は上がっていきます・・・
病院は午前中で終わりのところが多く、今からじゃ間に合わない!
ということで、ドイツではどの町にもあるAPOTHEKEに飛び込みました。
ちなみに話が脱線しますが・・・
ドイツでは"dm"や”Rossmann”を代表するようなドラッグストアと、APOTHEKEという調剤薬局的なところがあります。
"dm"や”Rossman”ではシャンプーや整髪料、化粧品やサプリメントなどが売っています。
"APOTHEKE"では市販の風邪薬を売っていたり、調剤対応をしてくれます。
で、そのAPOTHEKEもドイツではご多分に漏れず日曜日はお休みなので、土曜日のうちに行ってきました。
APOTHEKEでは症状を説明しよう
APOTHEKEではその人の症状に合わせて店員さんが薬を選んでくれます。
ということで、症状の説明がキモ。
私は以下を説明。簡単なドイツ語でしたが、十分通じました。
・「妻が」熱を出していること。(→自分ではない!と初めに言う。これ意外と重要だと思います。)
・昨日から熱があること。体温が38度くらいあること。
・熱以外の症状があるかどうか。
すると、店員さんはこちらの解熱剤を勧めてくれました。
ドイツでは一般的な解熱剤だそうです。
(下が今回APOTHEKEで購入したもの。上は後ほど病院で処方されたもの。)
「じゃ、解熱剤ね~7ユーロ」とサクッとお会計になりましたが、すかさず店員さんにこちらの質問しました。(我ながらファインプレー!)
「食前と食後、いつ飲むべきですか?何錠ですか?」
後で気が付いたのですが、ドイツの薬はパッケージに飲むタイミングや錠数が書いていないことが多く、中の説明書を開いて読む必要があります。。
もし自分が体調悪かったら、長々とした説明書を読む気になりませんよね、、、なのでその場で確認しておくのがベストだと思います!
ということで無事解熱剤を買って帰宅。
ドイツの薬は超強力!?
海外の薬は日本の薬よりも強力、という話をよく耳にしますが、ここドイツでも同じようです。
買ってきた解熱剤を妻が飲むと、、飲んだ後1時間ぐらいで急激に平熱まで戻り、、
そして薬が切れたと思しき頃に、また熱が上がってくるという・・・
ここまで薬の効果が分かりやすい、というのもちょっと怖いですね。
ところが熱が長引いて・・・
ところがこんなに効く解熱剤を使っても、別が上がったり下がったりの一進一退。
流石に病院に行かないと、、
月曜日になってから近くの病院を検索。
周りの人に聞くと、ドイツでは病院は予約していくのが基本で、加入している保険の種類などでも予約が取れる優先順位が変わってくるそう。
ドキドキしながら日本人の先生がいるという病院に電話をしてみることに。
きっと受付はドイツ語なんだろうな、、きちんと通じるかな、、と思っていると、予想外にも日本人の方が電話に出てくださいました!(どうやら日本語専用ラインに電話していたようです)
妻の症状と今日診察をしてもらいたい旨を説明。
日本人の先生は予約がいっぱいでしたが、有難いことにドイツ人の先生なら診察が受けられるということなのでお願いをしました。
本当に助かりました!
予約の時間は割とすぐだったので、慌てて準備をして出発。
病院での診察は
診察をお願いした病院は自宅からそこまで遠くもなく、15分ほどで到着。
朝飲んだ解熱剤が効いているようで、妻も多少は落ち着いてきた様子。
病院の中は日本と同じく受付と待合室がセットになっていて、その先に診療室があります。
待合室には子供用の絵本なんかも置いてあって、なんだか懐かしい風景。
すぐに妻の名前が呼ばれて診察室へ。
妻曰く、診察自体はとてもあっさりしたものだったそうで、「解熱剤やうがい薬を出しておくので、あとはお茶を飲んで安静に」と言われたそう。
特にインフルエンザなどの検査もすることなく、ちょっと拍子抜けしました。
「インフルエンザの検査は出来るけど、治療方法は変わらないから!」と先生。
この辺り、なんか合理的だなー、と思いながら帰路につきました。
結局もらった薬を飲んでしばらく安静にしていると、妻の体調も回復しました!!
良かった良かった!
ちなみに病院で処方されたのは、左からトローチ、うがい薬、鼻の薬。
そして最初の写真でご紹介した解熱剤です。
まとめ
ということで、ドイツの病院の体験談でした。
改めて周りの人たちに確認すると、ドイツの病院は予約が必須なこともあって、まずはAPOTHEKEの市販薬で病気を治そうとする人が多いそうです。
私たちは今回すぐに診察して貰えたので、ラッキーでした。
自分や家族の症状をなるべく詳細にドイツ語で伝えることが出来るようになると、もし今度病気になったとしても、少し安心できると思うので、このあたりの表現も勉強していきたいと思います!
それでは!