こんにちは、TAUです。
前回のブログ更新からかなり時間がたってしまいました、、
新型肺炎に関するドイツの状況は刻々と変わっていて、通勤の為の列車がキャンセルになったり、勤務先のシフトが変わったりとイレギュラーな毎日が続いていました。
やっと状況が落ち着いてきたので、また定期的にブログを更新していこうと思います。
どうぞ宜しくお願いします。
さて日本でも報道されていますが、ドイツでは新型肺炎に伴う制限措置が一部緩和になります。
ここフランクフルトがあるヘッセン州に関しては今週から徐々に緩和が進みます。
今日はそんな緩和が始まっているフランクフルトの様子をご紹介します。
ヘッセン州の規制緩和内容
詳細はフランクフルト日本領事館のHPにて公開されていますが、現在ヘッセン州政府から発表されている主な内容は以下の通り。
1)5月18日から学校が再開(小学校1年~3年生は6月2日から)
2)保育園は6月2日から再開
3)5月9日からすべての小売店が一部条件付き(顧客1人当たり20平米確保など)で再開
4)5月15日からレストラン、カフェ、ジム、ホテルなどが再開
美容院などは先週から営業再開しています。
スーパーや小売店、電車の中などでは引き続きマスクの着用が求められます。
また、一部注意点としてはレストランやカフェを今後利用する際には名前や住所などの情報提供を求められるという点。
先週久しぶりに美容院で髪を切ってもらったのですが、その際に体調の確認をするアンケートと一緒に個人情報の提供を求められました。
内容としては風邪をひいてないか、熱はないか、体調悪くないか、、、などの項目にチェックを入れて、名前、住所、電話番号、メールアドレス、生年月日などを記載するものでした。
とても簡単な内容でしたが当然のようにドイツ語のみの記載だったので、私と同じようにドイツ語が、、、という方は一応心構えを!
フランクフルト市内の様子
ドイツは春から夏に差し掛かっている時期で、天気が良い日が続いています。
日中であれば半そでで歩けるくらいの気温、日差しも強くサングラス必須です。
欧州では普段マスクをして歩く人はほとんどいないのですが、小売店や電車でのマスク着用が求められてから、屋外(お店の外)でもマスクをして歩く人が増えました。
体感では50%くらいの人が屋外でもマスクをして歩いています。
報道を見ていると、他の欧州の国に比べてドイツの人のマスク着用率は高いのかもしれません。
流石はルールを厳格に運用するドイツ、という感じでしょうか。
一方でようやく再開になったアパレルショップに人々が殺到!
お店が閉鎖されている間にシーズンが変わってしまったので、シーズン落ちの商品がセールで売られています。
今までにないくらい商品が充実したセールになっているようなので、皆この機会に買い物をするようです。
お店側も入店人数を制限していますが、店外まで人が並んでいるし、店内も人がかなりいるので流石に買い物をしようとは、、、なりませんでした。
ドイツ鉄道(DB)の運行状況
私は通勤でDBを使うのですが、ここ1か月徐々に電車の間引き運転が進んでいます。
今までであれば30分おきに出ていたICE(特急)が2時間に1本になったり、そもそも運行されなくなったり。
今までの通勤ルートでは会社に通えなくなり、迂回ルートを取ったり、バスに乗ったりしています。
ただ国境越えの国際列車が運行されなくなったので、ダイヤの乱れ殆ど無くなりました。
その点、時間が読みやすくなっています。
また、こちらドイツのTwitterで一部話題になっていた車内での検札がなくなる(車掌さんが不特定の乗客と接触することになるから)という怪情報。
普通にDBの車内では検札あります!
先日目の前の席に座っていた若者たちが、切符を持っていなくて車掌さんに捕まっていました、、、
問答無用でその場で切符を買うことになる(しかもペナルティ価格で)ので、必ず切符は事前に買って乗りましょう。
会社での勤務シフト
今は日本でも在宅勤務が中心になっていると思いますが、こちらドイツでも同様です。
私の勤務先では在宅勤務のことを「Home office」と呼んでいます。
元々ドイツの会社は様々な働き方を認めているところが多いようで、この新型肺炎の流行が始まった時に、私の会社も特に大きな問題なく「Home office」が導入されました。
週半分は「Home office」、残りは会社に出勤という形で、同僚と会社に出勤するタイミングをずらし、なるべく不特定多数との接触を避けるというもの。
同僚と直接会話をする機会が減ってしまっていますが、テレビ会議などでなんとかコミュニケーションを取っていました。
ドイツでの制限措置の緩和に合わせて、今週からはとりあえず通常の勤務シフトに戻る予定です。
ようやく同僚と直接顔を合わせることが出来ます!
ということでフランクフルトの現状のご紹介でした!
日本に先駆けて制限措置が緩和になり、この後どのような状況になるか注目しています。
引き続き情報を発信していければと思います。
それでは!