こんにちは、TAUです。
フランクフルトへの引っ越し直前ということでバタバタしており、ブログの更新が滞ってしまいました、、
先日無事にベトナム南北縦断(ホーチミン→ハノイ)1,700㎞を達成しました!
フエで一度下車して一泊しましたが、約40時間の列車の旅となりました。
列車が3時間も遅れたり、寝台車でベトナムの方々の宴会&カラオケ大会に遭遇したりと、非常に貴重な経験が出来ました!
今回はそんなベトナム統一鉄道の様子をご紹介させていただきます。
そもそもなんで列車の旅?
私は列車が好きという訳でもなく、まして全く詳しくもありません。
ただ大学4年生の時、初めての海外旅行でアメリカ(ロサンゼルス→ニューヨーク)を列車(アムトラック)で横断したことがあり、その時ののんびりとした時間がとても気に入った為、今回改めてその再現をしてみた次第です!
↓↓↓アメリカでアムトラックに乗った時の写真
まずはホーチミン駅へ
ホーチミンでお世話になったホテルをチェックアウトし、一路サイゴン駅へ。
因みにベトナム語で「○○駅」は「GA(ガー)○○」となります。
都市名はホーチミンですが、駅名は昔のサイゴンのままとなっています。
駅の構内へ。
かなりの人が待合室に溢れています。
乗車待合室とチケット購入カウンターが一緒になっている(列車に乗らなくてもだれでも出入りできる)ため、かなりごった返している印象。。
チケットを買うには、カウンター横の機械から呼び出し番号を受け取り、この雑踏の中、自分の順番が呼ばれるのを待たなければなりません。(しかもベトナム語)
多少手数料を払っても、事前に購入しておくのが吉ですね。
下記の記事でご紹介した 、BAOLAUで手配したチケットも問題なく使用できました。www.tautaulife.com
サイゴン駅は南北統一鉄道の始発&終点の為、列車の乗り間違えはまず無さそうです。
ホーム前の改札付近にたむろしていると、おもむろにゲートが解放され、人々の流れに乗ってホームへ。
ここでは、チケットのQRコードを読むタイプの自動改札が導入されていました。
いよいよ乗車!
ホームにはもう列車が到着済み。
チケットの記載に従って、予約した号車へ。
各車両には専任の車掌さんがいるようで、入り口のところに立っていました。
チケットを確認して貰って、遂に乗り込みます!
予約したのは4人用寝台(上2段、下2段)の下段ベットでした。
席番表示もわかりやすく、簡単に自分のベットまでたどり着けました。
誰もコンパートメントにおらず、まさかの4人部屋に1人?と思っていたら、発車直前に高校生くらいの女の子が2人、おじさんが1人乗ってきました。
軽く挨拶を交わしたものの、皆英語NGということで、会話になりませんでした笑
(タイやカンボジアに比べて、ベトナムは英語が伝わらない率が高い気が・・・)
いよいよ出発です!
車内での過ごし方は皆自由
午前11時出発の列車だったのですが、発車早々に同じコンパートメントの方々は爆睡です。
それにつられて私もウトウト、、、すると車内で販売がスタートです!
新幹線の車内販売の2倍くらいのお菓子やおつまみ、飲み物を積んだカートを車掌さんがぐいぐい押してきます。
閉まっているコンパートメントのドアを開けてまで営業する熱心さ笑
しかも20分おきくらいに回ってくる笑
売っている食べ物はパンやカップラーメン(!?)が中心で、みんなお湯持ってるのかな、、、と眺めていると、なんと各車両に給湯器がついていました。
カップの中にフォークまでついているので、皆それで食事をしていました。
ディナータイム
というほど大したものではないのですが、、、
しばらくして、車掌さんがチケットだけを売りにやってきました。
今までとは違う雰囲気、、そして同室では隣のおじさんだけがチケットを買おうとしている、、、これは!
時計を見ると時刻は午後4時、、夕食のチケットに違いない!ということで良く分からないままチケットを購入。
値段は35,000ベトナムドン(≒175円)。
この時も英語が通じず、結局箸を持つジェスチャーで事なきを得ました。
ボディーランゲージの表現力も大切ですね!
午後6時ごろ届いた夕食がこちら!!
あんまり見た目はおいしそうじゃないですが笑、、しかし食べてみるとこのお肉と空心菜が美味!!!
スープまでついて175円は安いと感じました。
そして就寝、、、
コンパートメントの電気は上の寝台の人が操作できるのですが、午後10時ごろおもむろに電気が消されました笑
まあ、もう寝るか、、、ということで私も就寝。
列車自体はかなり揺れるし、音も大きいので気になる人は寝るのがしんどいかもしれません。
私自身はどこでも寝られる性質なので、ぐっすり朝まで熟睡です。
朝起きると、いよいよこの路線のハイライトがやってきます、、、
だいぶ長くなりましたので、今日はここまで。
それでは!